サクッと、サイトを立ち上げた。

前回の更新からおよそ 10 年が経ち、自分を取り巻く環境はすっかり変わった。とある大学で博士号をとったあとは、田舎の研究所で研究員をしていた。そして流行り病が蔓延するなか、子供が生まれ、今は在宅でソフトウェアエンジニアをしている。この 10 年の出来事をブログに書くほど暇ではないけど、家族3人でのんびり暮らしている。

 

とりあえず何を書こうかなと思い、インターネットに活動の拠点を作ることにしたので、それを書くことにした。拠点をつくる理由などはまた今度の機会ということで。

 

ところで、Google Cloud Platform (GCP)をつかうと、サーバーの立ち上げや DNS 登録などを簡単に済ませることができる。今回はこれをつかってサイトをサクッと公開してみた。

ドメインの購入

haykusho.life を買った。最近、sonohen.life というサイトを知り、lifeドメインはいいなと思い、買ってみた。とりあえず検索して最初に出てきた、お名前.comで 1 年間登録してみたら全体で 1078 円。

ドメイン名..................:hyakusho.life
.life 1年登録×1.........:\190
Whois情報公開代行×1..:\0
Whois情報公開代行メール転送プション×1:\330
ドメインプロテクション×1:\1,078

初年度の登録料は 190 円と安いけれど、次年度は 4,345 円になるので、格段に安いわけではない。それに、お名前.comの管理画面にログインすると、毎回登録更新の画面に遷移したり、メールでいろいろな営業のメールが届くので、あまり良い印象を持っていない。(来年はどこか別の場所で買おうかなと思っている。移行手続きがめんどくさそうな匂いがするけど。)

 

GCPでサーバーの用意

今回、サーバーやDNS周辺の設定は GCPgoogle cloud platform)で済ませた。とりあえず、無料枠で最小限のVMで走らせてみた。すぐWebブラウザ上で端末にSSHログインできるのが嬉しい。また、GCPでは Cloud DNS というサービスがあり、そこに個人ドメインを簡単に登録できた。

 

無料のSSL証明書でサイトを公開

最近だと https で公開するのがデフォルトなので、SSL認証を準備することにする。お名前.com で変えばよいのだけど、1年間で 24,000 円だったので、自分で用意することにした。例えば有名どころだと Let's Encrypt で無料のSSL証明書を発行してもらえる。一見怪しい名前だけど、mozila や cisco などがスポーンサーになっているので信用できそう。なお、証明書は3ヶ月しかないので、都度更新しないといけないことに注意。とはいえ、Certbotをサーバーで動かせば簡単。

 

Certbotインストール手順は公式がわかりやすい。今回は Debian10 の nginx でホスティングしたので、それ用の手順をみた。基本的に指示通りにコマンドを打てばCertbotが証明書をもらってきてくれて、ちゃんと https で公開できるようになった。

hyakusho.life